介護士の仕事をしている時、いい人やいい嫁をしている時、
「倒れたら堂々と休めるんじゃないか。」
「具合が悪くなれば、心配してくれるんじゃないか。」
なんて、考えていました。
今考えれば恐ろしい。
自ら、病気になることを願っていたんですよね。
健康を害さないと休めない、愛する人と一緒にいられないと思っていたんですから。
私のように、間違った願い方、考え方をすると、見事にそれは実現します。
年に3回胃腸炎になり、高熱を出し、具合が悪いのに、具合が悪くなった自分を、職場に迷惑をかけた自分を責めたりして、かなり自分を痛めつけていました。
病気にならなくても、自分の為に休みは取れると思って行動していれば、体を壊すことなんてなかったのに。
自由に休みを取っている人の悪口を言っては、何も解決せず、また同じような状況を作り出していました。
「あなたが自由に休みを取るなら、私も自由に休みを取ります!」
こう言えば良かったのに。
これが私の本音だったのに。
その言葉も、怖くて言い出せずにいました。
相手がどんな表情をするか、どんな言葉が返ってくるか、勝手に想像して、言わないほうが穏便にすませると当たり前のように思っていました。
テレビを見ていると、ほぼ毎日芸能人や有名人が病気になった。
病気になって、亡くなったと聞きます。
お客さまにも多いです。
「目が覚めたら、ベッドから起き上がれなかったんです。」
「先日、体調を崩したんです。」
そう聞くたびに、この人は何を願ったんだろう。
間違った願い方をしたのではないか?
私と同じように考えていたのではないか?
本音を言えずに生きてきたのではないか?
そうだとしたら、今すぐ切り替えましょう!
願い方を間違えないでほしいのです。
自分の思いを我慢しないでほしいのです。
病気にならなくても、休めます。
病気にならなくても、愛する人と過ごせる時間はあります。
起こってもいない不安ばかりを考えず、気分のよくなることを考えて下さい。
思考と健康はイコールです。