私には、三回自立と向き合うときがありました。
1回目は、子供が東京への、巣立ちのときもでした。俗にいう「からの巣症候群」になりました。
まさか、自分が、からの巣症候群になるとは思っていませんでしたが、何も手につかず、ひたすら泣いていたのを思い出します。
2度目は、子供が結婚した時でした。
ほぼ同時期に、子供たちが結婚したため、すっかり、自分の手から、離れた!という実感がありました。毎日、当たり前にしていた食事の用意さえ、必要がなくなり、同時に、自分のこれからの人生について、深く考え込んでしまった時期でした。
3度目は、孫が小学生になった時。
孫に手がかかったころは、何かと、力になれることが、楽しみでしたが、小学生になり、スポーツを始めたり、お友達ができたりで、すっかり、わたしの出番は少なくなりました。
子供がのいる女性にやってくる、「自立」に向き合うとき。
もちろん、自立と向き合うのは、それだけではなく
経済的自立
心の自立
ここに、向き合うときも何度か、ありました。
考えてみれば、この自立と向き合うときこそが、人生のターニングポイントであり、人生のチャンスなのだと、経験上自信待って言える気がします。
このチャンスを、絶対に活かさない手はありません。今、このチャンスの真っ只中にいる方、ここいちばん頑張ってみてください。
必ず見えてくる景色があるはずです。